データ関連
データ作成方法の指定はありません
当店ではテンプレート・トンボ・ガイド等どのようなデータでもお受付できるよう入稿フォームに選択項目を設けています。「データ内のどの範囲をどのサイズに仕上げるか」が伝わればOK。(注文Aに簡単な説明を記載しています)
そのため、当店では以下のような項目が選択できます。
また、テンプレートは、
等のケースが多くあります。ポスターは手裁断なので余白が出ないように裁ち落とす周囲1mmが影響する絵柄でない限り塗足し・ガイド・トンボなしでも大丈夫です。
お勧めデータ作成当店による拡大印刷
トンボ・ガイド・テンプレート等の場合、「端まで塗れてただろうか?」「指示したところで裁断してくれただろうか?」とポスターが届くまで不安なことがあります。(実際、これらの使用ミスは多く、トンボ内側塗り終り・ガイドライン統合等々)
以下の設定は、入稿データとポスターは同じ見た目となり、間違いが少なく安心です。
また、イベント合わせで表紙等の既存データを使う場合は、
A/B規格比率(長辺÷短辺=約1.414)でポスターにしたい部分をトリミング
これだけです。塗足し・ガイド・トンボなど、なにもなくてOK。スペース番号等を記入して入稿データ完成です。
拡大は当店におまかせください。ご希望サイズのポスターに仕上げます。
データ種類・サイズ等
データ形式 | PSDTIFFJPEGPNG等のビットマップデータ RGB CMYK どちらでもOK |
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作成サイズ |
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トンボ無し ガイド無し 塗足し無し |
周囲裁断ロスは約1mm。ポスターは大きいので冊子ほど塗足し幅を考慮しなくてOK。当店では用紙サイズ+周囲1mm大きく印刷し、周囲1mmを裁断して用紙サイズに合わせます。 | ||
ジャギー軽減 |
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参考解像度 (dpi) (次項参照)
サイズ | A5 | B5 | A4 | B4 |
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最低 | 350 |
300 | 250 | 200 |
推奨 | 600 以上 |
500 以上 | 400 以上 | 300 以上 |
入稿フォーム内関連項目選択
用紙サイズ |
サイズ調整 | 縦横比相違 | 仕上範囲 |
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A1等の 規格サイズ |
必要
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データ優先
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全体
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解像度よりもピクセル数 画角とピクセル数
イラスト主体のポスターはサイズが大きくなれば閲覧位置も遠くなるのでピットマップ系データの場合、解像度云々よりもデータのピクセルの数を重視したデータ作成がお勧めです。以下の表では短辺側のピクセル数を基準として説明していますのでお役立てください。 一方、論文やお品書きのように細かな文字を近くで見るポスターの場合、より多くのピクセルが必要となりビットマップ系データでは巨大になるため、イラレ・PDF・パワポ等のベクトル系データでのご入稿がお勧めです。 |
ピクセル数が同じで、2倍の高さのポスターが図のように2倍離れておかれている場合、目に映る画角は同じなので解像度が半分でも品質に違いを感じない。 |
短辺側のピクセル数(px)から見た、イラスト系ポスターとしての仕上がり感
1400px~ | 明確なジャギーがなければ拡大可能ですがソフトな仕上がり |
2000px~ | 通常のイラストであればOK。小さな文字には不十分 |
3000px~ |
安心。明確なジャギーがあればより多ピクセル数を推奨 |
短辺側のピクセル数(px)から見た、用紙サイズと解像度の関係
解像度(dpi) | 200 | 250 | 300 | 350 | 400 | 500 | 600 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
A5 | 1166 | 1457 | 1748 | 2039 | 2331 | 2914 | 3496 |
B5 |
1434 | 1792 | 2150 | 2508 | 2866 | 3583 | 4299 |
A4 | 1653 | 2067 | 2480 | 2893 | 3307 | 4133 | 4960 |
B4 | 2023 | 2529 | 3035 | 3541 | 4047 | 5058 | 6070 |
解像度変換について拡大は当店におまかせ
B5・350dpi → A0・300dpiのようにビットマップデータを印刷原寸に解像度変換した入稿データはよくありますが、まれに補間なしの単純変換となっているデータがあり、仕上がりに良い結果が得られません。補間機能のないアプリ使用でB5等拡大が必要なビットマップデータはそのままでのご入稿をお勧めします。(右図は3倍の単純な解像度変換の説明です。1ピクセルが3x3ピクセルになってしまい、ジャギーは改善されません) |
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お受けできるデータPSD、AI、PDF、PNG、JPG、他
主に以下のデータに対応していますが、その他のデータでもお受けできる場合がありますので、遠慮なくお問合せください。
お受けできるデータ
イラストレーター (常に最新Ver)
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イラレはVer違い等のリスクにより仕上がりを見るまで不安なことがあります。当店では原寸データの仕上範囲にアートボード設定、塗足し幅設定、300dpiアートボードPSDまたはTIFF書出しをお勧めします。 仕上がりチェックが軽快で確実。(注:VerによりPSD書き出し不具合時あり)
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フォトショップ (常に最新Ver)
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Acrobat (常に最新Ver)
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Microsoft Office
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汎用 フォーマット |
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フォトショップ互換アプリについて
フォトショップ形式のデータ保存ができる場合、PSD形式で保存してください。 ただし、互換アプリの場合、解像度情報が正しくない場合がありますため変形サイズのご依頼時は指示事項欄にて仕上がりサイズの記載をお勧めします。
色についてRGB、CMYK、カラープロファイル
RGBデータ
sRGBやAdobeRGB等の色域は蛍光色まで含みますが印刷は近似色となります。ただ、当店使用の12色プリンターはCMYKよりも広い色域が再現できますので強い蛍光色でなければ良い結果が得られます。(現在、約6割以上がRGBデータです)
CMYKデータ
光沢・半光沢紙の場合、インクジェットプリンターの色域再現範囲内にほぼ収まりますが、マット系用紙の場合、再現できない色域があります。
CMYK → RGB変換
CMYK→RGB変換のみのデータは4色→3色なのでデータサイズは小さくなり、色域はRGBのほうが広いので色味自体は変化しません。RGB変換後に加筆・色味調整等行う場合に価値があります。但し、下図(3Dガモット)に示すようにsRGBに収まらないCMYK色域(JapanColor…、緑のはみ出している範囲)がありますので、変換時はAdobeRGBをお勧めします。
カラープロファイル
RGB | → Adobe RGB(1998) |
CMYK | → Japan Color 2001 Coated |
RGB | → sRGB IEC61966-2.1 |
CMYK | → Japan Color 2001 Coated |
色見本の受取や色校正は行っていません
当店はエックスライト社のi1Pro2により色管理を行っており、下記の理由で色校正・色見本を行っていません。より確実な色味を得るためには専用機器(ColorMunki Smile等)によるモニターのカラーキャリブレーションをお勧めします。
その他
ファイル名について
データのファイル名は「3.11yamada.psd」というように、名前、サークル名、日付等を含んだ他のファイルとの区別しやすい名前付けをお願いします。
テンプレートについて
当店では、独自のデータ作成用テンプレートを設けておりませんが、他店様のテンプレートデータでのご入稿が可能です。
短冊ポスターについて
短冊や横長のポスターを作る場合、正方形を2分割とすることが多いです。この場合、2つの短冊データを結合し、ご入稿時、次のようにご指示ください。
データチェック・修正等について
ご依頼いただきましたデータにスペース番号表記間違い・明らかにおかしな線・塗りの描画等、ミスと思われる部分が見つかりましたら、印刷前にご確認させていただきます。ただ、できる限りの努力は致しますが完全ではないので、ご入稿前の再確認を宜しくお願い致します。
また、裁ち落し位置に明かな線・塗りのミス・トンボの位置ズレ・クリッピングマスクの設定間違い等簡易で当店にて修正可能なものは修正して印刷を行います。この場合は特に連絡を行いません。もし、裁ち落し近辺に意図して配置する間違いととられる可能性のある線・塗りを置く場合は指示事項にてご連絡頂けますと助かります。
お受けできないデータ
法律・公序良俗に反するもの、または柚プリントにおいて適切でないと判断したデータにつきましては、データ受付後であっても印刷できません。 申し訳ありませんが、ご了承のほど、お願いします。
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